那覇前島ゼブラ PICK UP! TEAM

那覇前島ゼブラ

2015-11-01

思いきり投げる、思いきり打つ、思いきり走る

ともに歴史あるチームが合体

昨年4月、前島小学校と久茂地小学校が統合され、新たに那覇小学校が創設された。その那覇小学校で活動しているのが、「那覇前島ゼブラ」。

那覇小学校の開校を機に、もともと前島小学校にあった「前島クラブ」と久茂地小学校にあった「久茂地ゼブラ」が合体して誕生したのが「那覇前島ゼブラ」だ。

「前島クラブ」「久茂地ゼブラ」、ともに30年以上の歴史を持つ伝統あるチーム。

那覇ブロック春、夏、秋連覇や県大会準優勝など輝かしい過去を持ち、地区大会や県大会での上位進出の実績も数多いチームだった。

現監督の宮里盛久監督は前島クラブの監督を15年間務めていた。そして現コーチの奥間栄コーチは久茂地ゼブラの元監督で、チームに10年近く携わっていた。

都会の中の小規模校で、1学年1クラスの学年もあるなど生徒数も減って、お互いにチームのメンバーも少なくなっていた頃、前島小学校と久茂地小学校の統合スケジュールが正式に決定したことから、監督同士で話し合い「一緒にやろう」とチーム合体を決めたという。

それぞれが伝統チームなだけに、合体が決まると、OB達からは「名前を残してほしい」との要望が相次いだ。そのため、現在のチーム名は、それぞれのチームの面影を残して、「那覇前島ゼブラ」となった。

自分ができることを一種懸命やる

「もちろん勝ちにこだわった練習はやっていますが、一生懸命にやった結果負けたら、負けたことで子供たちも勉強になるかなと思っています」。

そう話す宮里監督が子供たちに伝えていることは「自分ができることを一生懸命にやる」こと。思いきり投げる、思いきり打つ、思いきり走ることが「那覇前島ゼブラ」のチームスピリッツ。

「できることはやる」をモットーに子供たちは野球に取り組んでいる。今は低学年のメンバーが増えつつある。

奥間コーチは、「とにかくずっと野球を続けてほしいですね。たとえ補欠でもいいから高校、大学と最後まで続けることで得られることは大きいですから」と子供たちの将来ずっと続けることを願っている。

TEAM DATA FILE

チーム名那覇前島ゼブラ
創立平成26年4月
監督宮里盛久
コーチ奥間栄
部員数31名
練習日火、水、金、土、日
練習場所那覇小学校
モットーできることはやる

監督取材

宮里盛久監督 昭和36年生まれ 那覇前島ゼブラ

元前島クラブ監督。前島小、那覇中、豊見城高校で野球部。前島小学校の近くに住んでいたことが縁で前島クラブに関わるようになる。コーチ、監督としてチームに携わり22年になる。

監督取材

奥間栄コーチ 那覇前島ゼブラ

元久茂地ゼブラ監督。久茂地小、那覇中、興南高校で野球部。久茂地ゼブラでは長きに渡りコーチ、監督を務めた。現在は宮里監督と二人三脚でチームを支える。

 

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