仲西ビクトリー PICK UP! TEAM
仲西ビクトリー
2016-01-01
結成以来50年の歴史
仲西ビクトリーは、前身のチ-ムが仲西OK。23年前に、現在のチーム名、仲西ビクトリーになった。
仲西OKの時代から数えると50年の歴史を持つ。
ここしばらくは県大会へ出場を果たしていないものの、これまでに県大会で2度、ベスト4の実績がある。チームの卒業生の中には、浦添商業、沖縄尚学、興南、中部商業で甲子園出場の夢を叶えた「甲子園球児」が何名もいて、チームの誇りとなっている。
OBやチームを卒業した中学生たちも、ちょくちょく顔をのぞかせ、後輩たちの面倒をみている。
監督の藤江由記夫さんは仲西ビクトリーにチーム名に変わった2年目に監督に就任、途中2年間ほどチームを離れた時期もあったが、20年間にわたりチームで子どもたちの指導に関わっている。
今年のチームは、てだこ学童軟式野球大会ではベスト4。しかし、残念ながら県大会への出場は果たせなかった。
チームの横断幕に掲げられた言葉は『君達は、いっぱいの可能性を秘めている』。子供たち自身には自分の持っている可能性を信じて頑張ろうと、そして周りのスタッフは子供たちの成長を応援する。
藤江監督は、「子供たちは、多くの可能性を秘めています。その可能性を引き出すのが、僕たちの大人の役目と思っています」と話す。
チームのモットーは、肝心(チムグクル)・負けじ魂。野球を通して、立派な人間に、優しい人間に、相手を思いやる人間、肝心(チムグクル)を持った人に育てることを指導方針としている。
「野球がうまくても、いじめっ子じゃ何もならないですから」と、とにかく相手のために頑張れる、チームのために頑張れる、お父さん、お母さんのために頑張れる、支えてくれる人にために活躍できる人になってほしいと、藤江監督は子供たちに伝えている。
「自分のためにじゃなくて、チームのため、お父さんやお母さんのために頑張ろうと思える子は、野球も辞めないですし、伸びていきます。こんなふうにして野球ができるのも、お父さんやお母さんのおかげなので、お父さんやお母さんが喜ぶためには何したほうがいいのか、常に感謝の気持ちを忘れないことも大事だと伝えています」。
そして「優しい心を持つと、運も寄ってきますから」と付け加えた。
もう一つ子供たちに伝えているのが、負けじ魂。弱い気落ちになると、自分にも相手にも負けてしまうので、負けない気持ちを培ってほしいからだ。
「心であり、負けない気持ちを最後まで持って、最後まであきらめないような試合運びができればいいですね」と藤江監督。
1年前に入部した6年生も伸びているところが結構多いといい、「レギュラーだからとかないんですよ。負けない気持ちがあれば伸びるし、中学校でもできると思います」と野球を通して負けない気持ちを培うこともまたチームのモットーとしている。
仲西ビクトリー野球部・八か条
[な]仲間・道具・親を大切にする事[か]考えて考えて、勇気を持って、自主的に行動する事
[に]苦手な諸(もの)こそ、喜んでチャレンジする事
[し]失敗してもクヨクヨせず、集中して、前向きに進む事
[ビ]ビックリするほど礼儀正しく、元気よく、挨拶する事
[ク]苦しい時こそ、ピンチをチャンスに変える・心を持つ
[ト]とても大切なのは、何事も感謝の気持ちを忘れない事
[リ]立派な青年に育つ事
[-]
仲西ビクトリーでは、いっしょに楽しく野球をやるメンバー、部員を募集している。
問合せは、090-4980-8834 藤江まで
TEAM DATA FILE
チーム名 | 仲西ビクトリー |
創立 | 50年前 |
監督 | 藤江由記夫 |
コーチ | 我那覇誠、伊波一徳、粟森、与那覇、岡山、(OB)上原、津波、勝連 |
部員数 | 17人 |
練習日 | 火、木、土、日 |
練習場所 | 仲西小学校 |
モットー | 肝心(チムグクル)、負けじ魂 |
監督取材
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