天久アスリートベースボールクラブ PICK UP! TEAM

天久アスリートベースボールクラブ

2015-01-15

始まりは、プーカーボール

2012年4月に開校したばかりの那覇市立天久小学校。開校当初は、小学校に野球チームはなかった。

小学校の近くに住む、現監督の下向井さんが天久1丁目にあるプリン山公園で二人の男の子と出会ったのは、小学校が開校して間もない頃だった。現在4年生でチームに所属する杉山けいりゅう君と堤ひろき君だ。当時2年生だった二人はドラタカ野球と称してプリン山公園でテニスボールやプーカーボールを使って遊び野球に夢中になっていた。

社会人まで野球を続けた下向井さんが、いつしか二人に野球を教えるようになるとだんだんと公園に集まってプーカーボールで遊ぶ子供たちの人数が増えていった。半年ほど、公園で教える日々は続いていたが、小学校で野球チームが立ち上がる様子はなかった。

下向井さんが意を決し天久アスリートベースボールクラブを立ち上げたのは、開校した年の11月だった。天久小学校は安謝小学校と銘苅小学校から生徒が分かれて開校した小学校。野球をやっている子たちは、元いた小学校のチームにそのまま所属してプレーを続けていたので、当然ながら集まった子供たちは野球初心者が多かった。野球のルールもままならない子供たちが最初に出た大会は、一回戦で28対0と大敗を喫した。試合になっても勝てないどころか、コールド負けばかりだったという。また同時に、高校、大学、社会人と高いレベルの野球を経験してきた下向井さんも子供たちの指導には、自分の教え方が通用しないと戸惑うことばかりだった。そこで下向井さんは、那覇地区で学童チームの監督をしている先輩方にアドバイスをお願いした。みな親切に指導方法などのアドバイスをくれた。そうして、教えてもらったことを取り入れながら試行錯誤でチームづくりを行ない、たまに試合で勝てるようになってきた。

公園で知り合った子供たちが、現在4年生。つい先だって行なわれた4年生以下の大会ではベスト4まで勝ち進み手ごたえも感じたという。プーカーボールで遊んでいた子供たちが、ここまでできるようになったのが嬉しいと下向井さんは話す。チーム結成当初から練習を続けている4年生が中心のメンバーがどこまで伸びるのか、これからが楽しみなチームだ。

TEAM DATA FILE

チーム名天久アスリートベースボールクラブ
スタッフ下向井章利 監督・知念明・上原直哉・川上努
創部2012年11月
部員数30名
練習日火・木・土・日
練習場所名護高校グラウンド
モットー最後まであきらめない野球

監督取材

下向井 章利 (監督) 天久アスリートベースボールクラブ

大阪出身。大阪体育大学浪商高校、大阪体育大学を経て社会人野球の横浜そごうで外野手でプレー。父親が沖縄で療養していたこともあり沖縄に移住。現在野球トレーナー。プロ野球選手の自主トレに帯同することもある。

 

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