数久田少年野球 PICK UP! TEAM

数久田少年野球

2015-01-15

地域に根付いた

国道58号から轟の滝に向かう入り口にある数久田のグランドで活動する数久田少年野球。チームの歴史は古く、結成は今から40年前になる。昭和52年に名護地区で初めて優勝し、昭和59年には県大会準優勝も果たしている。しかし平成11年、当時の監督さんの勇退とともにチームは休部と向かう。練習する子供たちがいなくなったグランドは荒れて草だらけの姿へと変わっていく。数久田少年野球は地域に根付いたチームだ。今でもメンバーの半数は数久田集落の子どもたち。数久田以外からのメンバーも大半が両親のいずれかが数久田の出身という。休部以前は、今の子供たちの祖父たちがコーチを務めるなどチームに関わっていた。全盛期には部員が50人もいたといい、それだけにグランドにこだまする元気な子供たちの声を区民も待ち望んだ。しかし、地域に支えられてきたチームの休止期間は8年におよんだ。そして復活したのが、平成19年。現在の監督でOBでもある玉城さんの手によって8年ぶりに活動が再開された。とは言っても、スタートメンバーは低学年の3人。ダイヤモンドも芝に覆い尽くされたグランドで監督と3人の部員で練習を始めた。それからは、集落にいる小さな子やグランドを覗いている子に声をかけたりしながらメンバー集めの日々。半年後には大会にも参加できた。しかしメンバーは3年生や2年生の低学年の子ばかり。低学年の子達が高学年のチームとまともに戦えるわけはなく初勝利まで3年を要すことになる。

徐々に保護者やOBのコーチもそろってきてグランド整備も本格的に始めた。ダイヤモンドの芝生をはがしたり、耕運機を入れたりして、以前のグランドの顔を取り戻した。チームも2年後には紅白戦ができるくらいに人数が増えた。その頃から市の大会の低学年の部では上位に進出するようになっていった。活動を頑張っていると数久田区がグランドにベンチも設置してくれるなど、環境もますます整っていった。

そして、チーム再開から6年目の平成25年の12月、名護地区大会で準優勝を遂げ、チームにとっても23年ぶりとなる県大会出場を果した。そのときは喜びもひとしおだった。続いて昨年の夏の大会も地区大会準優勝で県大会へ出場。1、2年生の頃からチームで頑張ってきた子供たちが高学年になり結果を残した。

チームのモットーは、ハッピーベースボール。笑顔で野球を楽しんで、楽しくやりながら勝利を目指し、野球の楽しさを知って技術も伸ばしていこうと。しんどいときも笑いなさいと指導の中でやっている。3人の笑顔からスタートしたハッピーベースボール、今は32名の子どもたちの笑顔と応援する大人たちの笑顔へと広がっている。

保護者会長の大城智さんは「他のチームからみたら、うちは環境に恵まれていると思う。

専用のグランドもあって、雨天時には体育館も使える。監督、コーチ、保護者、そして地域もすごく協力的なので、子どもたちものびのび野球をやっています。」と緑あふれる自然を背景にグランドを駆ける子供たちの姿に目を細めた。

TEAM DATA FILE

チーム名数久田少年野球
スタッフ玉城将彦・玉城雄吾・玉城久行・久高典之・宮城健一・大城利和
保護者会長大城智
創部1975年
部員数32名
練習日月・水・木・金・土・日
練習場所数久田区グランド
モットーハッピーベースボール

 

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